ここ数年、ネットワークシステムの世界で話題になっている言葉に“クラウド”があります。このクラウドとデータセンターはどのような関係なのでしょうか?そもそもクラウドとは何なのかというと、ハードもOSもソフトも関係なく、たくさんの人が共有する大きなデータベースのようなものです。しかも、それをいろいろな端末からアクセスして必要なものだけを取得する。使用者は大きなサーバーを持たず、管理も必要ありません。インターネットが接続できる環境であれば、USBメモリなどで持ち歩かなくてもどこでもデータを閲覧、書き換え、保存ができるというものです。このクラウドの利点は、利用者は必要な情報料だけを支払えば、データセンターにあるようなサーバーや監視管理費用を負担する必要がないので、コスト削減につながります。大企業では手元で管理活用するデータが多いために、すべてをクラウドで保存するわけにはいかないかもしれませんが、中小企業においてはネットワークコストの削減に必須と言われています。そして、このクラウドを支える要素の一つがデータセンターです。保守管理がしっかりとしたデータセンターで、利用者が増えればそれだけ安くサービスを利用できます。データセンターを運営する企業は、このクラウドのサービスを提供できるように効率化が求められます。データセンターもITインフラの所有から利用へと変化する、顧客のニーズに応えていかなければならないようです。