データセンターの普及が著しい中、そこで求められる技術者にも高度なスキルを問われるよういなっています。また、新たにデータセンターを誘致しようとする地方自治体などは、企業とタイアップしてIT技術者を育成し、雇用の拡大につなげようとする動きも活発です。ITシステムメーカーもデータセンターの技術者向けに認定資格を確立し、資格取得のためのトレーニングコースなどを提供しています。このコースではデータセンターの構築に伴う企画・管理・運営に関する内容を体系的に学習し、あらゆる問題を解決できるスキルを身につけることができます。施設の建築に関する設備や環境への適応など幅広く学ぶことができるのです。また、コンピューターシステムに関するコースも充実しており、めまぐるしく成長するIT技術を駆使できるエキスパートを育成しています。海外では、今後の課題となっているデータセンターのグリーン化を見据えた教育が進んでいます。具体的には、エネルギーの使用量を測定する専門的な技術の学習、新しい自然エネルギーの利用への取り組み、自社のビジネスが気象や環境へ及ぼす影響を理解するなどといったグリーンビジネスに関するスキルの修得です。国際的にも二酸化炭素削減が叫ばれ、各国が排出規制に取り組むと協定を結んでも、なかなか進まない環境対策です。企業は一個人から環境問題を意識するような教育をすることが迫られているのかもしれません。データセンターと自然環境の共存のために、避けて通れない課題といえそうです。